マウスピース矯正について
目立たない!透明なマウスピース矯正
当院では世界シェアNo1の確かな実績を誇るインビザライン社のマウスピース矯正を使用しています。
マウスピース矯正だけでは治療できない難症例の方もワイヤー矯正や補綴治療とのコンビネーションで治療することができます。
マウスピース矯正とは
透明なマウスピースを装着し、週に1回新しい形に交換していくことで歯を動かしていく治療方法です。
ワイヤー矯正に比べ目立ちにくく、食事、歯磨きの際に外せるので清潔に保つことができます。
マウスピース矯正で治療可能な歯並び
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて、歯を押し込む力(圧下)、歯を傾斜させる力をかけやすいです。
開咬の方や歯列の拡大、遠心移動による非抜歯治療などワイヤー矯正よりマウスピース矯正が適している方もいます。
マウスピース矯正に適した症状
- ・歯並びがガタガタ、叢生
- ・出っ歯
- ・すきっ歯
- ・開咬
- ・受け口
マウスピース矯正の治療期間について
治療期間は症例によって様々ですが、半年〜1年半で終了する方が多いです。
治療開始時に行うシミュレーションによってマウスピースの枚数が決まりますので概算の治療終了時期が分かります。
治療中について
通院間隔
治療開始直後はマウスピースの取り扱いや疑問、不安なことがないかの確認のため1ヶ月ほどで来ていただきます。その後慣れてきた方は2〜3ヶ月に1度の来院になります。
ワイヤー矯正に比べ平均半分以下の通院回数で治療が可能です。
ご自宅でしていただくこと
マウスピース矯正で最も重要なことは装着時間の確保とマウスピースをしっかりはめることです。
装着時間は20時間以上が必要になります。
装着の際はしっかりはまるようにアライナーチューイと呼ばれる装置をお渡ししますので使用をお願いしています。
マウスピース矯正をお勧めするケース
矯正してみたかったけど、歯に装置をつけるのはちょっと、、
周りの人に分からないように矯正したい
装置は痛そうだから怖い
矯正中も気にせず食事したい
人前でしゃべるお仕事、結婚式、成人式、卒業式などを控えている方
マウスピース矯正は多くの方の矯正中のお悩みを解決することができます。
マウスピース矯正ができないケースは?
基本的にどんな歯並びでも対応できるのですが、歯の移動量が多い方や、歯の捻れ傾きが強い方は一時的にワイヤー矯正の装置を使用する場合があります。 歯周病や虫歯、古い詰め物、被せ物は治療中に悪化してしまいますので、矯正前に治療を行って、口腔内が綺麗な状態で矯正を始めていきます。
マウスピース矯正の注意点
マウスピース矯正は審美的、清掃性に優れた非常に画期的な矯正方法ではありますが、まだまだ発展途中の技術でもあります。20年後にはほぼ全ての方がマウスピースで矯正を行なっているかもしれませんが、ワイヤー矯正の技術がいらなくなることはありません。
マウスピース矯正は歯科医師としても一見簡単にできそうなため、マウスピース矯正のみを取り入れている歯科医院が増えていますが、歯を動かすという行為は歯科治療の中でも非常に技術が必要です。
当院ではマウスピース矯正はあくまで治療の選択肢の1つで、ワイヤー装置やインプラントアンカー、被せ物治療など歯科治療の全てを用いて皆様の歯並びをきれいにすることができます。
マウスピース矯正する際の流れ
STEP01カウンセリング、資料採得
歯並び、審美的にどこを治したいか どういう歯並びにしたいか 患者様の希望を細かく教えていただきます。
口腔内スキャン、3DCT、セファロレントゲン撮影など診断に必要な資料採得をします。
STEP02治療計画、矯正前治療
患者様の希望と資料を元に治療計画をご提示します。
治療方法、治療期間、メリット、デメリット全てお伝えし、安心・ご納得の上で治療を進めていきます。
また、レントゲン(パノラマX線写真や3DCT)を用いた診査診断を徹底的に行い、虫歯や歯周病、親知らずなど矯正中に問題が起こりそうな箇所は予め総合クリニックである当院にて治療を行います。他院様へご紹介、処置をしていただくご足労はおかけしません。
STEP03矯正開始
マウスピース矯正のアタッチメントをつけて治療開始になります。
マウスピースを1週間で1枚交換していきます。
来院は2〜3ヶ月に1度になります。
治療期間は通常の治療と比べ長期間にはなりますが、歯が移動していき、綺麗な歯並びになっていくのは患者様も私たちも嬉しい時間になります。
STEP04リテーナー、メンテナンス
矯正治療終了後は後戻り防止の装置(リテーナー)をつけ、メンテナンスになります。
メンテナンスでは矯正だけでなく、虫歯、歯周病のチェックも行いますので綺麗になった歯並び、口腔内の状態を良好に保つことができます。