旗の台歯科・矯正歯科イオンタウン旗の台 2Fの総合歯科・矯正歯科

診療時間 日・祝
10:00〜13:00
13:00〜18:00
18:00〜21:00 × ×

【平日】10:00~21:00 【土日祝】10:00~18:00

x 閉じる

newsお知らせ

【歯周病とは?原因・初期症状・進行・治療・予防】

user comment….

こんにちは。東急池上線・大井町線「旗の台駅」東口から徒歩30秒、イオンタウン旗の台2階の歯医者、旗の台歯科・矯正歯科です。

「歯みがきで血が出る
「最近口臭が気になる」
「歯ぐきが下がってきた気がする」
このような症状がある方は、歯周病が関係しているかもしれません。

歯周病は、初期のうちは痛みがほとんど出ないため気づきにくい病気です。しかし放置すると、歯を支える骨が少しずつ失われ、最終的には歯がグラついたり、歯を失う原因になったりすることがあります。

この記事では、歯周病とは何か、原因、初期症状、進行の流れ、歯科での治療、予防のポイント、受診の目安を、歯科医の視点でわかりやすく解説します。

結論:歯周病は「早く見つけて、早く整える」ほど治療が軽く済みやすい病気です。痛みがなくても、歯ぐきの変化は大切なサインです。

歯周病とは?虫歯との違い

歯周病は、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)にたまった細菌によって、歯ぐきに炎症が起こり、さらに進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が少しずつ吸収されていく病気です。

  • 虫歯:歯が溶ける病気(歯そのものがダメージ)
  • 歯周病:歯を支える組織が壊れる病気(歯ぐき・骨がダメージ)
歯周病は進行しても痛みが出にくいことが多く、気づいたときには進んでいるケースがあります。だからこそ定期検診が重要です。

歯周病の原因(なぜ起こる?)

歯周病の原因は主に歯垢(プラーク)です。歯垢は細菌のかたまりで、歯と歯ぐきの境目に残ると炎症を起こします。さらに時間が経つと唾液の成分で硬くなり、歯ブラシでは取れない歯石になります。

  • 歯ブラシだけでは落としきれない磨き残し
  • 歯石(細菌の足場になりやすい)
  • 喫煙(治りにくくなりやすい)
  • ストレス・睡眠不足(炎症が強く出やすい)
  • 糖尿病など(全身状態で悪化しやすいことがあります)
歯周病は「汚れ+体の反応」で進みます。つまり、汚れを減らし、炎症を起こしにくい環境を作ることが治療の基本です。

歯周病の初期症状(見逃しやすいサイン)

歯周病の初期は痛みが少ないため、次のようなサインが重要です。

  • 歯みがきで血が出る
  • 歯ぐきが赤い・腫れている
  • 口臭が気になる
  • 歯ぐきがムズムズする
  • 歯が長く見える(歯ぐきが下がる)
「血が出るけど痛くない」はよくあるパターンです。健康な歯ぐきは、基本的に歯みがきで出血しません

歯周病の進行(歯肉炎→歯周炎→重度)

歯周病は大きく、歯肉炎(初期)→歯周炎(中等度)→重度歯周病という流れで進行します。

  • 歯肉炎(初期):歯ぐきの炎症。骨の吸収はほとんどない。改善しやすい
  • 歯周炎(中等度):歯周ポケットが深くなり、骨が少しずつ吸収
  • 重度:骨の吸収が大きく、歯がグラつく・膿が出ることも
歯肉炎の段階なら、クリーニングとセルフケアの改善で健康な状態に戻れる可能性があります。早期発見が最重要です。

歯周病を放置するとどうなる?

歯周病を放置すると、炎症が進み、歯を支える骨が減っていきます。その結果、次のようなリスクが高まります。

  • 歯ぐきが下がってしみる(知覚過敏)
  • 口臭が強くなる
  • 歯がグラつく
  • 食事がしにくくなる
  • 最終的に歯を失う原因になる
歯周病は「静かに進む」ため、症状が出たときには進行していることがあります。だからこそ定期的なチェックが重要です。

歯科で行う歯周病治療(何をする?)

歯周病治療の基本は、原因となる汚れ(歯垢・歯石・バイオフィルム)を取り除き、歯ぐきの炎症を落ち着かせることです。

  • 歯周検査(歯周ポケット、出血、動揺など)
  • スケーリング(歯石除去)
  • SRP(歯ぐきの中の汚れ除去:必要に応じて)
  • セルフケア指導(歯ブラシ・フロス・歯間ブラシ)
  • 必要に応じて追加治療(状態により)
歯周病は「歯科だけ」で治す病気ではなく、歯科で整えつつ、毎日のセルフケアで安定を維持する病気です。ここがとても重要です。

歯周病予防(今日からできること)

歯周病予防は、難しいことを一度にやるより、効果が高い順に積み上げるのがコツです。

  • フロスを毎日使う(歯間の原因を減らす)
  • 歯ぐきの境目をやさしく磨く(力を入れすぎない)
  • 歯間ブラシはサイズを合ったものにする(必要な方)
  • 喫煙習慣がある場合は見直す
  • 睡眠・ストレスを整える(噛みしめも含む)
歯周病の予防で最も差が出るのは歯と歯の間です。歯ブラシだけでは限界があるため、フロス・歯間ブラシの併用が重要です。

定期検診の頻度は?当院の目安

歯周病は再発しやすい病気のため、治療後はメンテナンスが重要です。当院では、歯の状態を安定して保つために、定期検診の目安として3ヶ月ごとをおすすめしています(歯石がたまりやすくなる前に整えるため)。

「痛くないから行かない」ではなく、「痛くならないように整える」が歯周病対策の基本です。3ヶ月ごとのチェックは、歯ぐきの状態を安定させるのに効果的です。

歯医者に行く目安(受診した方がいいサイン)

  • 歯みがきで血が出る
  • 歯ぐきが腫れる・ムズムズする
  • 口臭が気になる
  • 歯ぐきが下がってきた
  • 歯が浮いた感じ・グラつきがある
歯周病は早いほど改善しやすいです。気になる症状があれば、早めに状態を確認しましょう。

歯周病が気になる方へ(当院での考え方)

歯周病は「できてから治す」より、「悪化させない」ことが重要な病気です。当院では歯周検査で状態を確認し、必要なクリーニングとセルフケアのポイントをわかりやすくお伝えします。初期の段階で整えるほど、治療の負担は少なくなります。

「血が出るだけだから」「痛くないから」と放置せず、気になることがあればお気軽にご相談ください。

歯周病・歯ぐきの相談・ご予約はこちら

参考文献

  • 日本歯周病学会 歯周病診療ガイドライン
  • 日本歯科保存学会(歯周治療・口腔衛生に関する資料)
  • 厚生労働省 歯科疾患実態調査